好きだったのに……

「あのときこうしていれば……」そんな後悔の残る、もう少しのところでダメになってしまった恋愛経験を持つ人はどのくらいいるのだろうか。マイナビニュース会員384名(女性200名、男性184名)にアンケートを行い、惜しかった恋愛について聞いた。

Q.もしかしたらうまくいっていたかもしれない、惜しかった恋の相手はいますか?
【女性】
はい 13.5%
いいえ 86.5%

【男性】
はい 13.7%
いいえ 86.3%

Q. 誰との恋ですか? どのような恋愛をしましたか? どうなりましたか?

■女性の回答
・「友人の紹介で知り合った人。将来の話を熱く語り合ったが、多忙ですれ違いになり自然消滅した」(32歳/医療・福祉/専門職)
・「お互い気になっていたのに、こっちの押しが弱くて逃してしまった」(35歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「違う人と付き合ったあとに、告白されたことがある」(40歳/学校・教育関連/その他)
・「まだ若く、ちょっと脇見をしたような出来事だったのに、まだ精神的にも若かった私はどうしても許せず、当時の彼と別れた。今思うと、あれぐらいのことで……と自分が幼かったなぁと思っている」(47歳/不動産/秘書・アシスタント職)
・「転勤で会えなくなったあとにメールで好意を伝えたら、先に言ってくれれば~と言われたとき」(32歳/金融・証券/営業職)
・「遠距離恋愛をきっかけに別れることになった人。順調にいけば結婚していたかもと思うことはある」(24歳/食品・飲料/専門職)
・「大学時代の同僚。お互いに彼氏も彼女もいたので、なんとなく一緒にお茶したり、だらだら長時間おしゃべりしたり、飲み会の帰りに手をつないで帰ったりしたこともあったけど、それ以上はなかった。どちらも勇気がなかったと思う」(38歳/情報・IT/事務系専門職)
・「両思いだったと後から知った人」(38歳/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)
・「高校の同級生。一生付き合う自信はなくて友達に戻してもらいましたが、彼と結婚していたらいろいろ面白かっただろうなと思うこともあります」(27歳/学校・教育関連/技術職)
・「語学留学先での彼で、特別な人だとお互いに感じていたが、外国人同士ということもあり、障害が多すぎて成就しなかった」(38歳/情報・IT/クリエイティブ職)
・「同級生。互いが告白できなかった。何もなし」(23歳/建設・土木/営業職)
・「自分が飽きてしまったため終わった恋。そのまま続いていたらといつも考えてしまう」(31歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「最初の彼。お互い初めてでうまくいかなかったけど、もう少しだけ心を開いていたらうまくいったかもしれない」(33歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

■男性の回答
・「学生時代、お互いに付き合っている人がいての浮気。同棲までしてた」(47歳/電力・ガス・石油/技術職)
・「デートを何回かして相手のご両親とも顔合わせをしていたのに、ある日を境に連絡が取れなくなってしまった……」(50歳以上/その他/その他)
・「北海道を放浪していたときに、途中数日一緒に行動していた女性。帰宅後もやりとりは続けていましたが、なんとなく自然消滅してしまいました」(39歳/印刷・紙パルプ/技術職)
・「SNSで知り合った異国の人」(50歳以上/その他/その他)
・「自分のせいで別れてしまったので、もっと自分が大人だったら別れることがなかったと思います」(31歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「片思いだったが、結構いい感じだった子がいた。しかし相手が引っ越してしまったため、それ以上の関係になれなかった」(33歳/電機/技術職)
・「SNSで知り合い、激しく出会いを求められ、実際に会って一夜を共にしましたが……。彼女が思ってた相手の理想と違ってたみたいで、次の夜バイバイしました」(50歳以上/機械・精密機器/技術職)
・「高校時代の同級生。好きだったが告白できなかった」(38歳/通信/技術職)
・「今の妻と付き合い始める直前に別れた人。1年ほど付き合ったが、電話デートが多かった」(50歳以上/学校・教育関連/事務系専門職)
・「高校の同級生、一目ぼれでアタックして3回ほどデートして、告白までした。雰囲気は良かったが、その後うまくいかなかった」(37歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「中学時代、仲の良かったバスケ部の子。勇気がなくて告白できなかったため後悔している」(37歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「20代前半で付き合っていた人。プロポーズ間際までいったが、振られた」(50歳以上/情報・IT/技術職)

■総評

「もしかしたらうまくいってたかもしれない、恋の相手が過去にいたか」という質問に「はい」と答えたのは女性13.5%、男性13.7%。男女差はほぼなかった。思ったより少ない印象だが、惜しい状態まで関係が進んでいれば、たいていはお付き合いに発展しているからなのだろうか。

実際にどんな理由でうまくいかなかったのかを見ていくと、女性の回答では「お互いに気があると感じていても、告白という壁を越えられなかった」という回答がチラホラ。転勤などでお互いの距離が離れてしまったために疎遠になるというパターンも多かった。またポイントになるのはタイミング。勇気がなくて、仕事が忙しくてなどの理由が多かったが、タイミングを逃してしまうのは恋愛において致命的ということかもしれない。なかには体の関係止まりで終わってしまったという悲しい告白も。

次に男性の意見。「自らの性格が未熟だった・相手の気持ちを読み取れなかった」と、自分の至らなさで交際できなかったことを後悔する内容が目立つ。他には遠距離恋愛になることがきっかけで別れたという回答や、一夜限りで終わったり、浮気であったり、旅先での出来事など、浮ついたコメントもいくつか見られた。

男女を通じ、全体的に学生のころのエピソードが目立っていた。多くの人にとって、若さや"恋愛に対しての慣れていなさ"が、もどかしい状況を作り出していたようだ。

※画像は本文と関係ありません

調査時期:2015年10月22日~2015年10月31日
調査対象:マイナビニュース会員 女性限定
調査数:384名(女性200名、男性184名)
調査方法:インターネットログイン式アンケート