12月1日、世界エイズデーに合わせてApple Store実店舗のAppleロゴが赤色に変わった。本日アップルが販売する全製品の売上収益の一部は、世界エイズ・結核・マラリア対策基金」へ寄付される。

東京・銀座のApple StoreのAppleロゴが赤色に染まった

この取り組みは全世界のアップルで実施しているが、ロゴの色変更は、世界100カ所の店舗、日本では、東京・銀座、大阪・心斎橋、愛知・名古屋栄、福岡・福岡天神の4店舗限定で行っている。

大阪 心斎橋

愛知 名古屋栄

福岡 福岡天神

世界エイズデーは、エイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的に、WHO(世界保健機関)が1988年に制定したもので、毎年12月1日を中心に、世界各国でエイズに関する啓発活動が行われている。

アップルでは、エイズ感染者のいない世代の誕生を目指す(RED)という活動を支援している。(RED)は、ロックバンドU2のボーカリストであるボノと国際NGOであるDATAのボビー・シュライバーの声掛けによって2006年に設立され、現在では、アップルを含めた、さまざまな企業が参加を表明している。各パートナー企業は、「(PRODUCT)RED」という共通ブランド製品を通して得た収益の一部を「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に寄付する活動を行い、エイズの撲滅に努めている。

これまでに、プロジェクト全体で3億2000万ドル以上、アップル単体でも1億ドル以上の資金が生み出され、「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に寄付された。集められた資金は、エイズによって最も深刻な影響を受けている人々に向けた教育や診療を提供するために使用されているそうだ。

通年の(PRODUCT)RED製品を購入すれば、いつでもAIDS対策の支援ができる

App Storeでも、(Supercell)REDキャンペーンを実施。Supercellの対象アプリ内から(Red)パックを購入すると、売上収益分がすべて寄付される。対象は、「クラッシュ・オブ・クラン」「ブーム・ピーチ」「ヘイ・デイ」の3タイトル。12月5日午前1時(日本時間)まで実施する。

現在、App Store内に(Supercell)REDを開設。対象ゲームのアプリ内課金でAIDS撲滅活動に貢献

Appleロゴが赤色に変わるのは本日限定なので、ぜひ帰りにApple Storeに寄ってみてはいかがだろうか。なお、Apple Store店舗と言えば、フレンドリーなストアスタッフがステイしているのも魅力。どのスタッフも気軽に声を掛けてくれるので、ホリデーシーズンのプレゼントを選ぶ際にもいろいろと相談に乗ってくれそうだ。

ホリデーシーズンに向け、スタッフのユニフォームも赤にチェンジ

アップルのWebサイトにはシーン別プレゼントを提案する特設ページも