freeeは11月27日、同社が提供する「会社設立 freee」で、新たに合同会社の設立機能をリリースしたと発表した。

「会社設立 freee」は6月にリリースした、会社設立に関する障壁を取り除いたクラウドサービス。5分で会社設立に必要な書類が作成ができるだけでなく、設立に必要な物品の手配や手続きなどがワンストップで用意されている。「起業の門戸を広げた」として2015年グッドデザイン賞の特別賞「未来づくりデザイン賞」も受賞している。

合同会社は、株式会社に比べて設立費用が相対的に安価で、設立に必要な手続きが少ないことや、会社の経営や利益配分の自由度が高い一方で、法人化しているため、個人事業と比べ資金調達の幅が広いことが特徴とされている。

そのため、2014年には年間2万件近くの設立があり、合同会社がスタートした2006年度対比で5.8倍と設立数を大きく伸びている。株式会社の次に多い事業体となっており、その9割は資本金1000万円以下の企業であるため、同様の規模へソリューションを提供するfreeeは機能の提供を決めたという。

「会社設立 freee」の操作画面