日経BPコンサルティングは27日、「大学ブランド・イメージ調査」の結果を発表した。対象は中国・四国地方の大学58校、期間は7月29日~8月30日。有効回答数はビジネスパーソン2,257件。

四国・中国地方の1位は「広島大学」に

同調査における「大学ブランド力」のスコアは、大学に関する49項目のブランド・イメージの得票率を合計して算出している。

中国・四国の「大学ブランド力ランキング」の結果、第1位は「広島大学」(90.7pt)だった。次いで、第2位は「岡山大学」(81.8pt)、第3位は「愛媛大学」(63.5pt)。以降、第4位は「鳥取大学」(61.9pt)、第5位は「山口大学」(58.5pt)と続いた。

公立大学での最多は、第17位の「山口県立大学」(51.8pt)。私立大学では、第6位の「ノートルダム清心女子大学」(57.1pt)がトップとなった。

中国・四国編「大学ブランド力ランキング」(トップ20校)

前年調査からの上昇率ランキングをみると、第1位は「鳥取大学」(9.9pt増)となり、「大学ブランド力ランキング」では前回から11位順位を上げ第4位に。次いで、第2位は「鳴門教育大学」(7.6pt増)、第3位は「鳥取県立大学」(5.0pt)となった。

中国・四国編「大学ブランド力上昇ランキング」(トップ3校)

大学に関する49項目のブランド・イメージについて大学の得票率をみたところ、大学ブランド力第1位の「広島大学」では「語学に長けている」「グローバル/国際交流が活発」など国際性に関する項目を含め23項目でトップに。第2位の「岡山大学」では、「各界に多数の人材を輩出する」「問題解決能力が高い」など10項目で首位となった。

「大学ブランド力上昇率1位の「鳥取大学」は「在学中の資格取得に積極的である」の項目で最多となった。このほか、ブランド・イメージ49項目中44項目において前回調査よりも得票率を伸ばした。