日本マイクロソフトは29日、Webブラウザ「Internet Explorer」(IE)の利用者に向け、同社ブログ「TechNet Blogs」で改めてIE最新版へのアップグレードを呼びかけた。

2016年1月12日以降は、各OSに搭載されているIEの最新版のみがサポート対象となる

米Microsoftでは2014年8月に、2016年1月12日からInternet Explorerのサポートを最新版のみとすることを発表していた。2016年1月12日以降は、旧バージョンのIEのサポートは終了するため、セキュリティ更新プログラムや通常の更新プログラムなどが提供されなくなる。

日本マイクロソフトでは今回、「コンシューマ向けデバイスの大部分は自動更新されたが、法人ユーザーの中には旧来のWebアプリケーションに頼るケースも見受けられる」として、注意を喚起。Webアプリの互換性問題を評価・修正する方法を確認できるセルフサービス型ツール「Web Application Compatibility Lab Kit」の提供や、IE 11自体の機能強化などを紹介し、特にWindows 7やWindows 8を使うユーザーに対し、IEを最新版(Windows 7および8ではIE 11)へアップグレードするよう呼びかけた。