マッチングエージェントはこのほど、2015年の恋愛にまつわる流行語に関するアンケートの結果を発表した。調査は11月7日~8日、運営する「タップル誕生」の20代~40代の男女ユーザーを対象に行われ、3,228名の有効回答を得た。

恋愛流行語に「婚活・恋活・福山ロス」

「今年一年間で自分で使った、もしくはよく聞いた恋愛にまつわる言葉は?」

「今年一年間で自分で使った、もしくはよく聞いた恋愛にまつわる言葉は?」と質問した結果、男女ともに1位「婚活」、2位「恋活」という結果となった。2009年に新語・流行語大賞にノミネートされた「婚活」はもはや一般用語として定着してきつつあるよう。その婚活の手前のステップとして浸透しつつあるのは、第2位の「恋活」。若年層の恋愛離れが何かと話題になっているが、その一方で積極的に恋愛したいと思っている層が多いことがうかがえた。

続いて票を集めたのは、今年の新語・流行語大賞にノミネートされている「福山ロス」で、男女ともに大きな衝撃を受けたようだ。また、「趣味コン」や「セルフィー(自撮り)デート」は男性を中心に票を集め、男女の出会いの場の多様化や、世の中で流行しているものを取り入れたデート用語も新しく話題になってきていることがわかった。

来年の目標は「出会う努力」「長く付き合う」

「来年の恋愛の目標」

次に、「来年の恋愛の目標」について尋ねたところ、男性は「出会う努力をする(41%)」が1位に。「活動しなければ、何もおこらないと学んだ(20代男性)」といった今年の反省を含めた理由や、「結婚を考えられる人に出会いたい(30代男性)」といった出会いの質を求める意見もみられた。

一方、女性の第1位は「長く安定して付き合う(45%)」で、理由として「お互い気があれば付き合うのは簡単だけど 、続けていくのは難しいから(20代女性)」「出会いはあっても続かない(20代女性)」といった声が多く挙がり、婚活や恋活で出会いはあるものの、そこから長く付き合っていくことのむずかしさに悩む女性が多いことがうかがえた。また、僅差で2位となった「出会う努力をする(44%)」では、「自分で動かなきゃいい人には出会えない(30代女性)」といった経験に基づく意見や、「いろんな人に会って刺激をもらって、素敵な恋愛がしたい(20代女性)」といった声も寄せられた。

以降、男女ともに「付き合う」「デートする」と続き、「結婚する(16%)」という回答では、女性の割合が男性の倍という結果に。理由としては、「年齢的にそろそろ結婚したい(30代女性)」「まわりが結婚しはじめたから(20代女性)」といったコメントが並んだ。