日経BPコンサルティングは27日、今年度の「大学ブランド・イメージ調査」の結果を発表した。対象は近畿の大学66校、期間は7月29日~8月30日。有効回答数はビジネスパーソン5,596件。

近畿地方の大学ブランド力、「京都大学」が首位に

同調査では、「大学ブランド力」のスコアをブランド・イメージ49項目の得票率を合わせて算出している。

近畿地方における「大学ブランド力ランキング」の結果、1位は「京都大学」(92.3pt)だった。次いで2位は「大阪大学」(75.0pt)、3位は「同志社大学」(68.0pt)。以降、4位は「近畿大学」(67.5pt)、5位は「神戸大学」(66.2pt)という結果となった。

「大学ブランド力ランキング」(トップ20校)

前年調査からの大学ブランド力上昇率ランキングをみると、「近畿大学」(2.7pt増)が最多となり、「大学ブランド力ランキング」では第4位だった。次いで、2位は「関西外国語大学」(2.1pt増)、3位は「関西学院大学」「大阪経済法科大学」(ともに1.3pt増)だった。

「大学ブランド力上昇ランキング」(トップ3校)

大学に関する49項目のイメージについて、それぞれの大学の得票率をみたところ、大学ブランド力1位の「京都大学」は「時代を切りひらいている」「他大学にはない魅力がある」など29項目でトップに。ブランド力上昇率で1位の「近畿大学」では「地域社会・文化に貢献している」「広報活動に力を入れている」など8項目で最多となった。