アシアルは11月27日、モバイルアプリ開発プラットフォーム「Monaca」の機能強化版の提供を開始し、Windows 10ユニバーサルアプリの開発に対応したことを発表した。

「Monaca」はiOS、Android、Windowsに対応した、CordovaベースのHTML5ハイブリッドアプリ開発プラットフォーム。開発者はHTML5を活用しながらワンソースで複数のOS向けのアプリケーションを開発できる。これにより、従来のネイティブベースのモバイルアプリの開発手法と比べ、より効率的に開発を行える。

今回の機能強化版を利用することにより、開発者はHTML5を用いてiOS、Androidに加えWindows 10のユニバーサルアプリの開発が行えるようになった。これによって、開発者はWindows 10が動作するさまざまなデバイス向けのアプリを容易に開発することが可能になる。

同時に、Cordovaの最新バージョンであるCordova 5.2にも対応した。これにより、開発者は、WebGLなど最新のHTML5の機能に対応した最新のWebViewエンジンが使えるようになり、HTML5を用いたより高度なモバイルアプリを開発できるようになる。また、Cordova 5.2への対応に伴い、Cordovaプラグイン組み込みの自由度が格段に上がり、Cordovaプラグインを活用したモバイルアプリとIoT機器との連携が容易になった。