リフォーム済みの賃貸物件で注意した方がいいこととは?

リフォーム済みの賃貸物件で注意した方がいいこととは?

リフォーム済みの賃貸物件がまるで新築物件のようで、すぐにでも契約したいというケースがあるでしょう。ただし、見た目は綺麗でもやはり築古物件であることに変わりはありません。契約をする前に注意した方がよい点について、 “不動産・住生活”のプロに伺いました。


Q 築年古いけどリフォームされていて新築みたい。気に入って決めようと思うけど、注意したい点はある?

A 築年が古くてもキッチンやお風呂をはじめ、床や壁、建物全体の外壁などがリフォームされていれば、新築同様の印象を受けます。リフォーム物件のメリットは、近隣の新築よりも家賃が安く設定されていることが少なくない点です。はじめて賃貸暮らしをするのであれば、家賃を抑えられる可能性のあるリフォーム物件は検討の選択肢に入れたい一つです。ただ、注意したい点もあります。

■フローリング
たとえば、畳だった部屋がフローリングになっている例が見受けられます。フローリングは掃除がしやすく人気があります。ただ、場合によっては、音が響きやすくなってしまったかもしれません。畳には一定の厚みがありますが、フローリングになったことで、足音が伝わりやすいかもしれません。上の階が畳のままなら、あなたは気にならないかもしれませんが、下の階の人はあなたの足音が気になる可能性があります。

■間取り変更
ある程度の広さのある部屋では、間取り変更が行われていることがあります。ここで、もともと部屋だった箇所がキッチンになっているなど、大幅に変わったお部屋もあります。そこで、下の人の寝室のすぐ上の部屋がキッチンやリビングになっていると、下の人には上の階の水の音などが聞こえてしまうことがあります。

隣との境にあった押入れが取り払われ、壁だけが仕切りになったため、こちらも音が聞こえるようになったという話もあります。

■コンセント
洗濯機置き場が玄関脇から窓側近くに大きく変更されていた物件がありました。洗濯物をすぐベランダに干しやすくなったのはよい点なのですが、内覧時に近くにコンセントがないことに気づきませんでした。住んでから気づいたため、「洗濯のたびに延長コードを使用して面倒」という声が聞かれています。


リフォーム物件はとてもオトクなのですが、できれば「どこをどのようにリフォームしたのでしょうか」や「上(下)の部屋(隣の部屋)はどのようなリフォームをされていますか」「今後、空室になったら大幅にリフォームする予定はありますか」などと聞いてみるようにしましょう。


高田七穂(たかだ なお):不動産・住生活ライター。住まいの選び方や管理、リフォームなどを専門に執筆。モットーは「住む側や消費者の視点」。書籍に『最高のマンションを手に入れる方法』(共著)『マンションは消費税増税前に絶対買うべし!?』(いずれもエクスナレッジ)など。『夕刊フジ』にて「住まいの処方銭」連載中。


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