俳優の寺脇康文(53)が、25日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『TOKIOカケル』(毎週水曜23:00~23:30)に俳優・岸谷五朗(51)と共にゲスト出演し、岸谷の"最強"伝説を語った。

俳優の岸谷五朗

2人は、主宰する演劇ユニット・地球ゴージャスの舞台『The Love Bugs』(2016年1月9日から東京・赤坂ACTシアターほか)の宣伝を兼ねて出演。引いたカードの質問に絶対に答えなければならないコーナー「生まれて初めて聞かれました」で、岸谷が引いたのは「出会った中で最強の男は誰?」。これはTOKIO・松岡昌宏が考えた質問で、2人はこれまで聞かれたことがないという。

寺脇は「最強の意味はいろいろある」としながら、「名前は伏せますけどK谷五朗というやつがいましてね」と切り出した。これに岸谷は「おい! 伏せろよちゃんと!」とツッコミを入れながらも諦めた様子で、寺脇の話に耳を傾けた。

2人が20代の頃、小倉久寛や若手俳優らと共に東京・渋谷のセンター街を歩いていたところ、「若い酔っ払ったヤンチャなやつら」3人が当時から有名だった小倉にわざとぶつかって絡んできた。岸谷いわく、その若者たちに「大暴れされた」。見かねた岸谷は「君、ちょっとこっちに来て。いいからこっち来いよ」とその若者たちを連れて、一人路地裏へと消えていったという。

寺脇らが「五朗ちゃん、大丈夫かな…」と心配して待っていると、5分後ぐらいに岸谷が若者を従えて戻ってきた。すると若者は、「どうも、すみませんでした!」と別人のように平謝り。すぐにその場を立ち去っていったという。寺脇は路地裏で何があったのか聞かされていなかったが、この日の岸谷も笑いながら「全然言えない」と多くを語らなかった。