経済産業省 資源エネルギー庁が26日に発表した石油価格調査(24日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.3円安い130.3円となり、5週連続で値下がりした。下げ幅は前週より0.7円拡大し、2010年3月8日(129.1円)以来、約5年8カ月ぶりの安値となった。

来週も値下がり続く

石油情報センターは「原油価格の下落を受け、石油元売会社が卸価格を引き下げたことが小売価格に反映された。来週についても、原油価格が引き続き下落しており、卸価格が1~1円50銭ほど引き下げられるとみられることから、値下がりを予想している」と話している。

都道府県別にみると、2県で横ばい、45都道府県で値下がりした。最も高かったのは鹿児島県と高知県の139.3円(前週:鹿児島県140.6円、高知県139.3円)で、次いで長崎県の139.2円(同140.3円)となった。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.4円安い141.1円と、5週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.6円安い110.1円と、同じく5週連続で値下がりした。

灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より11円安い1,355円と、20週連続で値下がりした。