つり革につかまり脚を少し開く

整体師の大山奏です。朝に布団から出るのがつらいくらい、寒さを感じる日がやってきましたね。寒さで体が硬直してしまい、普段からの肩こりがひどくならないよう、体を冷やさない対策をしていきたいですね。そして体を冷やさないとともに、筋肉を動かしていきましょう。

今回は、電車通勤中につり革につかまった状態でできるストレッチを紹介します。満員電車では難しいですが、少し余裕がある場合に試してみてくださいね。

つり革肩こり解消ストレッチ

Step1: 脚を少し開いて、片手でつり革につかまります

Step2: 下ろしている手の方へ体をひねります

Step3: つかまっている方へ体をひねります

バランスを取りやすくするために、脚を少し開いて立ちます。下半身はなるべく動かさないようにして、上半身だけひねるようにします。できればつり革から肘の部分までは動かさないようにすると、肩甲骨部分の筋肉が動きやすいです。

息を吐きながら体を開き、息を吸いながら体を元に戻します。内側に動かすときは肩とアゴがくっつくようにして、肩甲骨の開きを意識します。

下ろしている手の方へ体を開く

つかまっている方へ体を閉じる

手首はしっかりと固めて

体をひねるように動かすと、つり革がまわってしまうことがあると思います。ですが、なるべくつり革自体は動かさないようにしてみてください。しっかりと手首を固めておくと、肘より下の筋トレにもなりますよ。

壁でもOK

スペースなどから考えても、このストレッチはつり革で行う場合が最も効果的ですが、壁に手をついた状態で行うこともできます。その場合は、肩より少し高い場所に手をついて行ってください。

手が低い位置にあると肩周りの筋肉の動きが小さくなってしまい、もったいない状態になってしまいます。ちょうど肩と肘が水平になるようにすると、筋肉を大きく動かすことができますよ。少し余裕のある電車に乗ったときには試してみてくださいね。

筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。