D2Cは19日、「社会人の学びに関する意識調査」の結果を発表した。対象は全国の20~50代の男女412名。期間は9月16日~9月17日。

社会人68.0%が自分のスキルや能力を高めたい意識があり

「現在、自分のスキルや能力をもっと高めたいという意識があるか」を聞いたところ、「意識がある」(「非常にある」+「ある」)と回答した割合は68.0%だった。年代別でみると、「20代」が82.5%で最多となった。年代が上がるにつれて「意識がある」の割合が低下し、「50代」では52.4%だった。

「あなたは現在、自分のスキルや能力をもっと高めたいという意識がありますか」

「意識がある」と答えた人に理由を聞いたところ、1位は「現職・現職種でのスキルアップ」47.1%)だった。次いで、2位は「今後の自分のキャリアに危機感を感じるから」(29.3%)、3位は「昇給・出世するため」(28.9%)と続いた。

「スキルや能力を高めるために取り組んでいること」を聞くと、1位は「英語」(21.8%)だった。次いで、「会計・ファイナンス」(9.2%)、「office(Word、Excel、PowerPoint)・プレゼン資料作成」(8.3%)が上位にあがった。いずれかの項目に「取り組んでいる」と回答したのは52.9%となった。

「あなたは現在、自分のスキルや能力を高めるために取り組んでいることはありますか。あてはまる分野をすべてお選びください」

自分のスキルや能力を高めるために有料で行っているものがある人に月額総額(税込)に ついて聞いたところ、23.9%で「1,000円以下」が最多となった。次いで、「3,000円~5,000円」(21.9%)、「1,001~3,000円」(20.3%)と続いた。中央値は3,000円だった。

「自分のスキルや能力を高めるために、月額総額(税込)でおよそいくらかけていますか」

1日あたりの学習時間を質問すると、「平日」では「30分以上1時間未満」(38.1%)が最多だった。次いで、「1分以上30分未満」(36.7%)、「1時間以上1時間30分未満」(16.5%)と続いた。

一方、「土日」においては、「1分以上30分未満」(36.7%)が最多。以降、「30分以上1時間未満」(18.8%)、「1時間以上1時間30分未満」(19.3%)となった。