映画『劇場霊』の初日舞台あいさつが21日、東京・新宿ピカデリーで行われ、キャストの島崎遥香(AKB48)、足立梨花、高田里穂、町田啓太(劇団EXILE)、小市慢太郎と中田秀夫監督が出席した。

映画『劇場霊』の初日舞台あいさつに出席した島崎遥香

全国公開中の本作は、『女優霊』、『リング』、『クロユリ団地』の中田監督が手掛けるホラー作品。ある舞台に出演することになった若手女優の水樹沙羅(島崎)は、恐怖の出来事に巻き込まれていく――というストーリーで、海外11ヵ国での公開が決定している。

島崎は、AKB48グループメンバーを対象にしたオーディションで主役に抜てき。思い入れの深い作品の晴れ舞台に、キュートな肩出しドレスで登場し、「初主演なので、とても気合いが入っています」と集まったファンにあいさつした。そんな島崎は、急性胃腸炎を患っていたため、他で予定されていた2ヵ所の舞台あいさつを欠席。今月12日に明かした左足首のケガに加え、高熱・嘔吐という“災難”に言葉少なだったが、壇上では笑顔を絶やさなかった。

一方、"女優同士の争い"も描く本作について、足立は、「裏ではみんな仲良し。胸が育つブラジャーの話題になって『買いに行こう』って話してました。私が1番必要なのにまだ買ってないから、早く行かなきゃ!」とエピソードを披露。女性キャストばかりの現場を振り返った町田が、「1人でいることが多くて寂しかった。でも、監督はスッと入っていって、一緒に女子トークをしてましたね」と暴露すると、中田監督は、「全然平気。割とオバハンなんで」と返して笑いを誘っていた。