JMDコーポレーションはこのほど、新感覚のオーダースーツブランド「SUITBAR(スーツバー)」を東京都・代官山にオープンした。

ベーシックなビジネススーツもフルオーダーで

中間業者をカットし、リーズナブルな価格を実現

同店は、本格的な「仮縫い付きフルオーダー」のスーツをリーズナブルな価格で提供するオーダースーツの専門店。これまでビジネスオーダースーツのOEMで実績をあげてきた同社が、「もっと気軽に、自由に、個性的にオーダースーツを楽しんでほしい」との想いから、初のブランドを立ち上げた。

価格は、フルオーダーとしては格安な1着4万5,000円~。中間業者をカットすることで、リーズナブルな価格を実現させた。生地は、スーツの本場イギリス・イタリアの高級ブランド生地の製造メーカーから自社買い付けし、デザイン監修を日本、制作はベトナムの自社工場で行っている。

また、若い層を中心に格安パターンオーダースーツが人気だが、同店ではあえて「仮縫い付きフルオーダー」にこだわっている。身体の特徴を把握してパターンをひき、手作業中心で仕立てることで、大量生産とは異なる着心地が生まれるという。デザインの自由度も高いため、多様なスタイルにも柔軟に対応できる。

対話を重視したショッピングスタイルも特長で、打ち合わせ・採寸には、自分が着たいもの・自分に合うものとは何か向き合いながら、1~2時間かけて行う。仮縫を経て完成までの期間は約6週間。フルオーダーをするという楽しさと贅沢を、今までオーダーメイドに縁や興味のなかった人にも味わってほしいと考えているという。

店内カウンター

価格は4万5,000円と5万5,000円(生地によって異なる)。生地は色柄・艶・手触り・特性・成分などから、一人ひとりに適した生地を提案する。どのようなディテールやデザインでも基本的に料金は一律とのこと。ジャケットやパンツのみの単品オーダーや、レディース、カジュアルセットアップやベストの生地だけ別生地にするといったオーダーにも応えるという。

現在、オープニングセールとして、パーティー仕様の特殊生地を除くほとんどの生地を4万5,000円で仕立てできる。

※価格はすべて税別