エヌ・ティ・ティ ネオメイトは11月19日、Druvaのクラウドバックアップサービス「inSync」「Phoenix」を採用した、「AQStageクラウドデータバックアップ by Druva」のサービス提供を開始した。同社によると、Druvaのクラウドサービスの提供はサービスプロバイダーとして国内初だという。

新サービスは、PCやスマートデバイス、社内サーバのデータをクラウド環境へバックアップするサービス。バックアップエージェントのアプリケーションをインストールすることで、インターネット経由のバックアップが可能となっており、管理者はクラウド上の管理機能から一元管理が可能となっている。

外出先でPCを使用する際に生じる端末紛失などさまざまなデータ漏えいリスクに対する機能として、デバイス内データの自動暗号化により紛失端末からの不正なデータ抜き取りを防止、リモートワイプ・オートワイプ機能により端末紛失後に内部データを削除、エージェントをインストールしたデバイスの位置情報をWebGUIから確認といった機能が提供される。

また、クラウド上のストレージを利用して、自身の複数のデバイス間や社内外の人とのデータ共有を可能としている。このほかにも、全従業員のバックアップデータを横断したデータの調査・分析や、Webポータルの設定から管理者によりユーザー、デバイス、バックアップポリシーなどの一元設定も可能となっている。

新サービスは、基本メニューとして3つのプランが用意されており、「Bussiness」では50GBのクラウドストレージとバックアップ/リストアを、「Enterprise」では「Bussiness」の機能に加え、PCデータ保護機能とAD連携を、「Elite」では「Enterprise」の機能に加え、クラウド上のファイル検索機能が提供される。

月額参考料金は、「Bussiness」が1,000円/ID、「Enterprise」が1,320円/ID、「Elite」が1,650円/IDとなっている(いずれも税別)。

また、このほかオプションメニューとして、「容量無制限のクラウドストレージ」を300円/IDで、「ファイル共有機能」を600円/IDで提供される(いずれも税別)。