ジェーシービー(JCB)は19日、同社及び同社役職員4名が、労働基準法32条(労使協定)違反の容疑で三田労働基準監督署より同日書類送検されたと発表した。産経新聞の報道によると、同社の本社勤務の社員に違法な時間外労働をさせた疑いがあるという。

ジェーシービーでは、「このような事態に至ったことについては、当社として誠に遺憾であり、関係者の皆様に多大なるご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」としている。

ジェーシービーによると、今回の件は、2013年度に「労使協定」への違反者が発生し、2014年5月、三田労働基準監督署による立入り検査が行われ、任意捜査を経て書類送検に至ったもの。

同社では、2014年7月1日付で、総労働時間削減を目的とした全社横断的な組織として、社長を委員長とする「時間外削減対策委員会」を組成し、全社業務量の削減など時間外勤務の削減に留まらず、「働き方」にまで踏み込んだ労働時間短縮策に取り組んでいるとしている。委員会の組成から1年半近く経過しているが、「組成以来、労使協定違反は発生していない」(同社)。

同社では、「今回の事態を重く受け止め、今後も適切な労働時間管理態勢の強化ならびにコンプライアンス意識の更なる徹底に、全役職員一丸となって取り組んでいく」としている。