東芝は11月17日、「dynabook R73」など、インテル製の第6世代CPUを搭載した法人向けPCの新製品を発表した。

dynabook R73は、第6世代インテルCore プロセッサを搭載しており、最大約30%の節電を実現しているほか、従来モデルでは65Wだった最大消費電力が45Wに低減している。これにより、低消費電力CPUの性能を最大限に発揮させることで、最大約14時間の連続駆動を可能にした。

筐体は、従来比で最大約7.1mm薄くなり、高さ約21.4mm(最厚部)で、手に取りやすくかばんへも入れやすいフラット形状。重量は、約1.18kgと軽量化を図り、製品に同梱のACアダプタも従来より約110g軽く、小型化した。

インタフェースは、USB3.0×3、RGB、HDMI、LANを搭載する。キーボードは1.5mmのキーストローク、タッチパッドは左右にクリックボタンを搭載。内蔵の光学ドライブ、高速なSSD、指紋センサーなどを用途に応じて選択可能だ。

堅牢性を重視し、移動や落下などによる振動・衝撃から大切なデータを保護するため、3D加速度センサーやHDDフローティング構造を採用する。自社のテストに加えて、第三者機関の100kgf面加圧テスト、76cm落下テスト、30cc防滴テストといった過酷な評価テストも実施している。部品点数を削減することで、細かな部品に起因する障害発生リスクの低減を図った。

そのほかのモデルは、14.0型オールインワンビジネスノート「dynabook B54」、14.0型ビジネスモバイル「dynabook R64」、13.3型ビジネスモバイル「dynabook R63」、デタッチャブル(脱着式)で軽量タブレットにもなる12.5型ビジネスモバイル「dynabook R82(2機種)」となる。

発売時期は、 dynabook R73が2015年11月下旬、dynabook B54が2015年12月下旬、 dynabook R64が2015年12月下旬、dynabook R63が2015年11月下旬、dynabook R82が2015年11月下旬、 dynabook R82が2015年11月下旬。

Mdynabook B54(左)、dynabook R63(中)、dynabook R64(右)
Mdynabook R73(左)、dynabook R82(中右)