マツダは19日、新型3列ミッドサイズクロスオーバーSUV「CX-9」をロサンゼルスオートショーで世界初公開したと発表した。「SKYACTIV技術」とデザインテーマ「魂動 - Soul of Motion」を全面的に採用した新世代商品群のハイエンドモデルとなる。

マツダ「CX-9」(北米仕様車)

2代目となる新型「CX-9」は、2006年にデビューした先代モデルと同様、従来の箱型とは一線を画すデザインの3列ミッドサイズクロスオーバーSUVへの期待を引き上げるべく、マツダが妥協することなく開発した商品だという。おもに成熟したファミリー層を対象に、機能やスペックにとらわれない上質な心地良さで、「親としてだけではない、人生のさまざまな側面をスマートに輝かせる新しいクロスオーバーSUV像」を提案する。

「SKYACTIV-G 2.5T」は「SKYACTIV-G」シリーズの最上位エンジンであり、同シリーズ初のターボエンジンとして開発された

新型「CX-9」では、最新の「魂動」デザインでプレミアムな世界観を追求。ノーズは長く、キャビンは低く、タイヤは大径でオーバーハングは短く、安定感とエネルギーを感じさせるデザインとした。マツダを代表するソウルレッド、最新のプレミアムカラーであるマシングレイをはじめ、スノーフレークパール、ソニックシルバー、ジェットブラックなどの外観カラーを用意。車内も細部まで緻密に仕上げた快適な空間とし、インフォテイメントシステム「Mazda CONNECT」を搭載した。

先進安全技術「i-ACTIVSENSE」、新世代4WDシステム「i-ACTIV AWD」も採用し、パワートレインには新開発の2.5リットル直噴ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」をマツダ車として初めて搭載。自然吸気エンジン「SKYACTIV-G 2.5」をベースに改良を加え、世界初というターボチャージャー機能「ダイナミック・プレッシャー・ターボ」や、「クールドEGR」の活用などにより、ターボラグに代表される低速領域での動力性能の悪化、実用燃費の悪化といった問題点を克服している。

新型「CX-9」は2016年春以降、北米から順次販売開始する予定。年間約5万台とされるグローバル販売計画台数のうち、約8割を北米市場が占める北米戦略モデルだという。同車の発表に際し、マツダ代表取締役社長兼CEOの小飼雅道氏は、「ミッドサイズSUVセグメントへの新型『CX-9』の投入により、新世代商品のラインナップ強化を図り、北米における継続的な成長とさらなる飛躍をめざしてまいります」と語っている。