ANAはこれまでも、航空宇宙人材育成に係る協働事業等で三重県と連携した取り組みを行ってきた

三重県とANAホールディングスは11月16日、三重県における「グローバル化における地方創生」を共通のキーワードに、地方創生に向けた様々な分野で連携した取組みを推進するために連携協定を締結し、調印式を行った。

三重県とANAホールディングスはこれまで、航空宇宙人材育成に係る協働事業や海外ミッションへの協力などを行ってきた。今回の提携は2016年5月に伊勢志摩サミットが開催を控えている三重県に対し、観光促進や食の販路拡大など様々な分野で連携を強化し、地方創生につなげるための取り組みにまで拡充するというもの。

主な取り組みは、「世界の人が集うグローバル化の推進」としてMICE(マイス、ビジネストラベルの総称)誘致や開催への協力、ファムトリップ等への協力等、「観光の振興」として機内誌等での三重県の紹介や旅行商品の造成等、「食の販路拡大」として機内食やラウンジ等での三重県食材の提供、ANAグループの貨物ネットワークを活用したASEANへの販路拡大等、「人づくり」として航空宇宙分野に係る人材育成支援等を予定している。