経済誌「FORTUNE(フォーチュン)」はこのほど、今年の最優秀ビジネスパーソン「Businessperson of the Year(ビジネス・パーソン・オブ・ザ・イヤー)」50人を発表した。

パナソニックの津賀一宏社長

1位は、ナイキのマーク・パーカー氏

「ビジネス・パーソン・オブ・ザ・イヤー」は、企業の株価パフォーマンスや、リーダーシップ、影響力など約10項目の選考基準と有識者の意見などを加味して選出している。

今回1位となったのは、ナイキ CEO兼代表取締役社長のマーク・パーカー氏、2位はFacebook CEO兼会長 マーク・ザッカーバーグ氏、3位はエレクトロニック・アーツ(ゲームソフト会社) CEO アンドリュー・ウィルソ氏だった。

2015年「ビジネス・パーソン・オブ・ザ・イヤー(FOURTUNE Businessperson of the Year List)」 出典/Fortune

日本からは、パナソニックの社長・津賀一宏氏が30位に選出された。同氏は社長就任後、大規模な人員削減と厳しいコストカットを行うとともに、世界的なエレクトロニクス大手としての自社の方向転換に奔走。リーダーシップを取ったこの3年間で、パナソニックは収益性を回復し、株価は2倍にまで上昇した。

30位に選出されたのは、これらの構造改革、事業戦略推進におけるリーダーシップなどが高く評価されたことによる。2015年の全選出者の中で日本人として唯一のランクインとなった。