JR東海は12月26日、専用ヘッドマークを掲げた臨時急行列車「東海道トレイン家康号」を静岡駅から岡崎駅まで運行する。

臨時急行列車「東海道トレイン家康号」は373系で運転

同列車は、「徳川家康公顕彰四百年祭」のフィナーレを飾る家康公生誕祭の最終日に合わせて運行。静岡駅12時55分発・浜松駅13時56分発・岡崎駅14時50分着の片道運転となる。373系車両6両編成(全車指定席)を使用し、葵の紋所をデザインした専用ヘッドマークやワンポイントラッピンクで外観を装飾。各座席も専用カバーで装飾する。コンパートメント席は座席として販売せず、物販や観光PRのブースとして使用する。

車内物販ブースでは、「四百年祭」で運行した臨時列車のヘッドマークをあしらったオリジナルステッカー3枚セット(300円)や、「東海道トレイン家康号」行先表示板をイメージしたプラスチックプレート(1,200円)などの車内販売限定グッズも。観光PRブースでは、甲冑隊との記念撮影やパネル・ポスター展示などを行う。

乗車特典として、2016年の「373系特製カレンダー」が1部ずつ車内でプレゼントされるほか、静岡・浜松両市による地元特産品のおもてなしも。静岡・浜松・岡崎の各駅でも、ご当地キャラクターや武将隊による出迎え・見送りなどで臨時列車を盛り上げる。静岡~岡崎間の料金(運賃と急行券・指定席券の合計)は4,090円。

静岡駅・浜松駅から、往路に「東海道トレイン家康号」を利用し、復路に新幹線自由席を利用する旅行商品「『東海道トレイン家康号』日帰りプラン」も発売される。ジェイアール東海ツアーズが主催し、旅行代金は静岡発7,900円、浜松発4,300円となっている。