女優の広末涼子と内田有紀が、来年1月スタートのフジテレビ系ドラマ『ナオミとカナコ』(毎週木曜22:00~20:54)で初共演を果たすことが13日、明らかになった。

新ドラマ『ナオミとカナコ』で初共演を果たす広末涼子(左)と内田有紀

同作は、奥田英朗の同名小説を原作に、誰にでも起こりうる日常を舞台に、前代未聞の犯罪を実行するするヒロインたちを描くサスペンス。百貨店の外商部で働くキャリアウーマンの主人公・小田直美を広末が、その直美の同級生で、DVに悩む控えめな性格の主婦・服部加奈子を内田が演じる。

直美と加奈子は大学からの親友で、加奈子のDV夫を排除するために、2人で完全犯罪の殺害を計画。運命を共にした2人の先が読めない展開や、幾重にも張り巡らされた伏線、そして痛快なエンターテインメントが見どころだ。

広末は、初共演の内田に「いつもドラマで拝見していて好きでした」といい、今回の作品については「女性の心理を深く切り取るストーリーと、そのサスペンス性に、多くの女性が共感してくれるのではないかとワクワクしています」と楽しみに語る。

一方の内田は、広末の印象を「ナオミという役柄同様、頼れる女優さん」と評価。夫の暴力によって追いつめられるという自身の役柄については「恐怖や心が壊れていくさまなど、演じる側としてはとても難しいものばかりなので、全力で受け止め、演じきりたいと思います」と意気込みを語っている。