日本マクドナルドは11日、1~9月の連結決算状況を発表した。同期の業績は全店売上高2割減、連結純損失は292億円で赤字となった。

売り上げ・利益とも対前年比大幅減

全店売上高は2,739億円(対前年比701億円減)、連結売上高は1,375億円、純損失は292億円のマイナスだった。

赤字は、売上高の減少及びビジネスリカバリープランに伴う116億円分の投資によるもの。また、減損損失や戦略閉店などに伴う特別損失を合計68億円計上したことなどにより、当期純損益は292億円の損失となった。

日本マクドナルド、292億円の赤字

通期業績予想については既存店売上高対前年比のマイナスが縮小するなど「ビジネスは着実に回復基調にある」としており、大きな変更はない。また10月末に開始した「おてごろマック」をはじめとする「新・おてごろ宣言」に基づく活動を続け、ビジネスの回復を加速させて継続的成長を目指すとしている。