TOKIOの山口達也(43)と国分太一(41)が、11日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『TOKIOカケル』(毎週水曜23:00~23:30)で、約22年前に出演した日本テレビ系ドラマ『同窓会』の撮影秘話を語った。

1993年10月から12月まで放送された『同窓会』は、約10年ぶりに再会した高校同級生たちの物語。同性愛やバイセクシュアルをテーマに描かれる内容は当時としては珍しく、刺激的な描写も話題になった。

この日のゲストは俳優の哀川翔(54)。TOKIOのメンバーから「絶対に断っている仕事のNG内容は?」という質問を受け、男性を好きになる役を断っていることを明かした。その理由は「そこに乗っかるのは、もう俺じゃない」で、「分からないんだよ」と演じる上での難しさを語った。

この流れで『同窓会』の話題に。山口と国分はこのドラマに同性愛者の役で出演。スタジオで実際の映像が流れ、山口と西村和彦のキスシーンが映ると、山口は恥ずかしそうにしながらも「これ、20年ぶりぐらいに観た!」と喜ぶ。

山口にとっては初の連続ドラマレギュラー出演となった同作。「ドラマはこういうものだろう」と割り切って演じ、「本に書いてある通りにやりました」と当時を振り返る。一方の国分は、「山口さんのバーター(抱き合わせ)みたいな感じで始まった」と出演のきっかけを明かし、「あまりにも内容が過激すぎて、どんどん役者さんが途中で降りていった」「バーターだった僕が最終的には準主役までなりました」と告白した。

最後に国分は「そんな2人が結婚できたんだからよかったよね」とオチをつけ、哀川とメンバーから「おめでとう」と祝福されていた。