アットホームはこのほど、「マイホーム探しの苦労と楽しさ」調査の結果を明らかにした。同調査は10月15日~18日、全国の3年以内に自宅を購入した人620名を対象に実施したもの。

上から「マイホーム探しは楽しかったですか? 」「マイホーム探しは楽しかったですか? 」

マイホーム探しについて尋ねたところ、67.1%は「楽しかった」、50.3%は「苦労した」と回答。いずれも半数を超えているが、どちらかというと楽しさの方が勝っていることがわかった。

マイホーム探しが楽しかったかどうかを、購入した住宅種類別で比較してみると、新築一戸建てが73.5%で最も多い結果となった。新築一戸建てと新築マンションを合わせた新築の平均は73.2%、中古一戸建てと中古マンションを合わせた中古の平均は61.0%となり、12.2ポイント差で新築の方が「楽しかった」と感じる人が多い。

「マイホーム探しで楽しかったことは何ですか? 」

マイホーム探しが「楽しかった」と答えた人に、具体的に何が楽しかったのかを聞いたところ、1位は「さまざまな物件を見られたこと」(59.9%)、2位は「購入後のマイホームでの生活を想像したこと」(55.3%)、3位には「さまざまな間取り図を見たこと」(53.1%)だった。

「マイホーム探しで苦労したことは何ですか? 」

マイホーム探しで苦労したかどうかについて、購入した住宅種類別で比較すると、新築一戸建てが58.1%で最も多いかった。具体的に苦労した点について聞くと、1位は「希望に合う物件がなかなか見つからなかった」(57.1%)、2位は「不動産会社とのやりとり」(45.2%)となっている。

3位の「配偶者との意見調整」は、既婚者(518名中、「苦労した」と答えた人263名)に絞って見ると48.3%で、「不動産会社とのやりとり」を超えて2位にランクインしている。

マイホームの満足度について調査したところ、100点満点中、平均78.3点だった。住宅種類別では、新築一戸建てが最も高く、平均80.9点だった。