テンダは11月11日、マルチクラウド・プラットフォームに対応したクラウド・インテグレーション・サービス「TEんTO(テント)」をリリースすると発表した。

同サービスは、同社のクラウドサービスのほか、他のクラウドベンダーが提供するIaaS、企業内のプライベートクラウドをプラットフォームとして選択することができる。

マルチクラウド・プラットフォームに対押している「TEんTO」

窓口となる「TEんTOストア」では、サービスの申し込みのほか、ライセンス管理やユーザーの一元管理が行える。

同日時点で提供が開始されるサービスは、マニュアル作成ツール「TEんDo」、Eラーニングサービス「GAKTEん」、社内コミュニケーションサービス 「TEんWA」。

「TEんTO」で提供するサービス

「TEんDo」は、マニュアル自動作成ソフト「Dojo」をクラウド上のライセンス認証システムを活用して、必要な期間とライセンスだけ利用できるサービス。オンプレミスのDojoと同等の機能を利用できる。1ライセンスの価格は月額6万8000円。

「GAKTEん」は、同社が開発・販売してきたLMS「Scorebook」にマテリアルデザインを採用し、操作性の向上を図った、クラウドで利用できるeラーニングシステム。「TEんDo」でeラーニング・コンテンツを作成でき、そのコンテンツを「GAKTEん」で配信管理することで、権限の付与やユーザーによるダウンロードの状況を記録できる。1ユーザーの価格は月額480円で、25ユーザーから申し込み可能。

「TEんWA」は、グループや個人間でメッセージのやり取りが可能なトーク機能、ファイル共有機能などを提供する社内コミュニケーションサービス。ビジネス上のコミュニケーションを穴埋めするスタンプもそろえているほか、スマートフォン/タブレット専用のアプリを利用できる。1ユーザーの価格は月額248円で、25ユーザーから申し込み可能。