昨年、宝塚歌劇団を退団した女優の蘭寿とむが、13日からフジテレビ系『金曜プレミアム』枠(毎週金曜21:00~)で4週連続放送されるドラマ『アンダーウェア』で、同じく元宝塚のトップスター・大地真央との共演を果たす。

ドラマ『アンダーウェア』で共演する蘭寿とむ(左)と大地真央

蘭寿は、今作がドラマ初出演であるのに加え、先輩・大地との共演に、最初はすごく緊張したという。それでも、現場では「大地さんが『大丈夫よ』と優しく声をかけてくださったり、『兵庫県出身で一緒だね』と気さくに話しかけてくださったりしたのがうれしかった」といい、そんな先輩に「優しくして、キレイで、スタイルもよろしくて、憧れの人です」と尊敬のまなざしだ。

同ドラマは、大地演じる南上マユミが社長を務める銀座の高級下着メーカー・Emotionに就職した主人公・時田繭子(桐谷美玲)が、成功をつかんでいく姿を描く作品。蘭寿が演じるのは、日本で人気のファッション誌「コンシャス」新任編集長・永井千香役で、社内で強い権力を持ちながら、社内調整に苦労するという役柄だが、時田と南上との出会いにより、徐々に内面に変化が起きていく。

初めての映像作品に「舞台とは違う緊張感がありました」という蘭寿。宝塚では遠くから双眼鏡で見る観客もいたが、「撮影カメラが近づいてくれるので、体で表現するよりも"感じること"を大事にしました」と意識したことを語った。また、自身の役柄については「"仕事に妥協しない"女性という印象。徐々に周囲からの印象が変わっていくキャラクターですが、最初の方は、他人に"強く厳しく"接する性格を演じました」と役作りを明かしている。

同作は、映像配信ネットワーク・Netflixが日本でのサービスを開始した9月1日より、全13話で配信されており、今回は地上波用の4週分に再編集。放送スケジュールは、11月13日(21:00~23:07)、20日(21:00~22:52)、27日(21:00~22:52)、12月4日(21:00~23:22)となっている。