シャープは11月10日、大型デジタルサイネージ市場に向けの80V型のインフォメーションディスプレイ2機種「PN-H801」、「PN-E803」を2016年1月中旬より順次発売すると発表した。価格はいずれもオープン。

左から、「PN-H801」「PN-E803」

高精細4K液晶パネルを採用した「PN-H801」は、広色域の直下型LEDバックライトの搭載し、サイネージ広告はもちろん、公共空間における情報表示端末や会議室での利用にも最適だという。また、アップコンバートエンジン搭載により、4Kの解像度に満たないコンテンツも精細感を高めて美しく表示するほか、動画対応のメディアプレーヤーを標準搭載しているので、パソコンと接続しなくてもコンテンツの再生が可能。

最大解像度は3,840×2,160ドット、輝度(標準値)は440cd/m2、コントラスト比は4,000:1。外形寸法(突起部を除く)/質量は幅約1,816×奥行約114×高さ約1,045mm/約54Kg。

一方の「PN-E803」は、幅約1,850×奥行約96×高さ約1,072mm/約57kgと、従来機に比べ本体の奥行きを約22%、重量を約28%削減。壁や柱と一体化した設置がしやすくなり、店舗やオフィス、公共空間などでの利用シーンが広がるという。

最大解像度は1,920×1,080ドット、輝度(標準値)は470cd/m2、コントラスト比は5,000:1。

PN-H801は2016年2月上旬、PN-E803は2016年1月中旬より発売される。