NTTデータは11月10日より、「Twitterデータ提供サービス」の商品ラインナップを拡充し、新たに「データ解析オプション」「システム開発ソリューション」の提供を開始すると発表した。

同社は2012年9月に米Twitter社とTwitterデータ再販のFirehose契約を締結し、2012年12月より「Twitterデータ提供サービス」を提供してきた。2015年10月8日からは、「Twitterデータ提供サービス」の全言語に対応したサービスを開始。今回の機能拡充は、Twitterデータを、顧客の業務に近いかたちにしたソリューションを提供するためのオプションサービスとなる。

「データ解析オプション」は、「訪日外国人動態調査」、「地域情報分析」、「画像抽出」、「災害情報分析」など、目的別に7種類のデータの抽出・解析・レポートを提供する。

一方の「システム開発ソリューション」では、「クローリングシステム」、「ノイズフィルター」といった、インターネット上の情報収集・整理を簡単に行うことができるプロダクトの提供を行う。

今後、NTTデータは、Twitterデータの提供のみならず、ソーシャルメディアのデータを含むさまざまな情報が、企業活動に対して、さらに貢献できるシステム開発やソリューションの提供を推進し、2020年度までに50億円の売り上げを目指すという。