Google Chromeチームは11月10日(米国時間)、Webブラウザ「Chrome」のWindows XP、Windows Vista、Mac OS X 10.6(Snow Leopard)、OS X 10.7(Lion)、OS X 10.8(Mountain Lion)のサポートを2016年4月に終了させると発表した。非サポートになるOSで4月以降もChromeは動作するが、アップデートやセキュリティパッチなどの提供は行われない。

Google Chromeは、2014年4月にMicrosoftがWindows XPのサポートを終了させた後も、Windows XPを使用し続けなければならないユーザーに向けた支援措置として、Windows XPのサポートを2015年末まで延長していた。今回の発表には、2017年4月までMicrosoftがサポートするWindows Vistaが含まれている。GoogleのMarc Pawliger氏はサポートを打ち切る理由について「これらのプラットフォームは、すでにMicrosoftやAppleによって積極的にサポートされていない」と述べている。Googleも新しいOSバージョンへのアップデートを積極的に促す方針に切り替えた形だ。