エレコムは10日、人指し指でボールを操作するトラックボール「DEFT」(2モデル)を発表した。無線モデルと有線モデルを用意。11月下旬から発売する。価格(税込)は無線モデルが12,085円、有線モデルが10,152円。

M-DT1DRBK

M-DT1DRBK

「M-DT1DRBK」は、ボールを人指し指で転がすタイプのワイヤレストラックボール。ボタン数は「8」で、右クリックボタンは本体上面右側にあるが、左クリック / 戻る / 進む / チルトホイール / 機能割り当てボタン(3基)は、左側面に配置され、親指で操作する。無償ダウンロード提供される「エレコム マウスアシスタント」を使うことで、各ボタンの機能を変更可能。

手のひらの乗せ心地を考慮し、手の6つの骨格と筋肉に着目。窪みや膨らみが手のひらにフィットし、手首などにかかる負担を軽減するとしている。ボールの動きを検出するセンサーには、高性能光学式センサーを使用。新型の高性能レンズと周辺の光学設計を最適化することで、ポインタの追従性を高めた。

ポインタ操作用のボールには人工ルビーを使用した直径2.5mmの大口径ボールを使用。ボールは簡単に取り外せるのでメンテナンスもしやすい。ポインタの移動速度は、750カウントと1,500カウントの2段階で切り替えられる。電池寿命重視のローエナジーモードと、ボールのトラッキング速度を重視したハイスピードモードも用意されており、電源は単3形乾電池×1本を使用。想定使用可能時間はローエナジーモードで約273日、ハイスピードモードで約176日。

電波周波数帯は2.4GHz、電波到達距離は非磁性体で10m(磁性体で約3m)。本体サイズはW94.7×D124.4×H47.9mm、重量は約112g(電池含まず)。レシーバーのインタフェースはUSB、本体サイズはW13.1×D18.2×H5mm。対応OSはWindows Vista / 7 / 8.1 / 10 / RT 8.1、Mac OS X 10.10。

M-DT1URBK

「M-DT1URBK」はUSB接続の有線モデル。ケーブル長が1.5mで重量が約112g。そのほかの仕様は「M-DT1DRBK」とほぼ共通。

M-DT1URBK