京都銀行はこのたび、京都の伝統的都市住宅である京町家を継承し、風情ある京都のまちなみ景観を次世代に残していくため「京銀 住宅ローン 京町家プラン」の取り扱いを開始した。また、「京銀 住宅リフォームローン」の商品内容をリニューアルした。

京町家の購入などにかかる資金は店頭表示金利から一律に引き下げた融資利率を適用

このたび「京銀 住宅ローン」で新たに取り扱いを開始する「京町家プラン」は、京町家の購入などにかかる資金について店頭表示金利から一律、変動金利では年2.0%、固定金利では年1.9%引き下げた融資利率を適用する。また、「京銀 住宅リフォームローン」では、融資資金を住宅の解体などにかかる資金として利用できるようにするほか、「京町家」のリフォーム専用「京町家金利プラン」も新たに追加した。

京都銀行では「京町家プランは、京都のまちなみを守るため空き家問題対策支援ということで、住宅ローンの融資利率を引き下げることにした。10日現在、住宅ローンの店頭表示金利から、変動金利で年2.0%引き下げると年0.675%、固定金利で年1.9%引き下げると、特約期間2年、3年では年0.7%、特約期間5年では年0.8%、特約期間10年では年0.9%となる」としている。

「京銀 住宅ローン 京町家プラン」の概要

「京町家カルテ」が交付された「京町家」の購入・増改築・修繕資金の新規借り入れについて、店頭表示金利から一律、変動金利選択時「年2.0%」、固定金利選択時「年1.9%」差し引いた融資利率を適用する。

「京町カルテ」は、公益財団法人京都市景観・まちづくりセンターが、京町家の価値を証明するために、要件に適合する物件に対して作成・交付する資料。交付を希望する場合は、同センターへの申請が必要となる。

「京銀 住宅リフォームローン」リニューアル概要

融資資金の使いみちの追加

  • 「住宅の解体および解体に付随する資金」にも利用できるようになる

「京町家金利プラン」の取扱い開始

  • 「京町家カルテ」が交付された「京町家」のリフォーム資金の新規借り入れには、店頭表示金利から一律、「年0.6%」差し引いた融資利率を適用する