2015年12月12日に公開される特撮映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』に登場するラファエロ眼魔・ミケランジェロ眼魔の声優を、「キングオブコント2014」で優勝したお笑いコンビのシソンヌが担当することが7日、明らかになった。

シソンヌ・じろう(左中)、長谷川忍(右中)

これが声優初挑戦となるシソンヌの2人。ラファエロ眼魔を演じるじろうは、「声優をやってみたかったので、出演が決まってうれしかったです。仕事をしていると『仮面ライダー』に出演されていた方と舞台で一緒に仕事をさせていただくことがあるのですが、みなさんとてもカッコいいので、僕に話がくるとしたら絶対敵だろうなと思っていました」とオファーを受けた時のことを振り返る。また、「出演している人以上に汗をかいて声を入れました」と収録の模様も明かした。

一方、ミケランジェロ眼魔を演じる長谷川忍は、「僕は『仮面ライダー』ファンなので、出演が決まってめちゃくちゃうれしかったですし、芸人にもファンがたくさんいるので、まずその方たちに自慢しました」と喜びのコメント。さらに「男の子なのでいまだにライダーの新しいフォームを見るとテンションが上がりますし、主人公や敵が抱えている重い悩みや影、バックボーンなど、お話としてしっかりとしているところが『仮面ライダー』の魅力だと思います」とファンならではの熱い思いを語った。演技力を生かしたコントに定評があるシソンヌだけに、その声優ぶりに注目が集まる。

同作では、"最強の敵"ダ・ヴィンチ眼魔の声優を、お笑い芸人のケンドーコバヤシが担当することが先日発表されたばかり。長谷川は、「ケンコバさんとはちょこちょこお仕事一緒になることもありますが、作品で共演ですることはなかったのでうれしいですね。ライブだったりイベントだったりでしかなかったので、残るもので名前が一緒に出るというのはすごく光栄です」とコメントを寄せる。劇中では、ラファエロ眼魔がダ・ヴィンチ眼魔を蘇らせるために奔走するなど関連もある模様。またミケランジェロ眼魔は、天空寺タケル/仮面ライダーゴーストの父・天空寺龍をおびき出し、襲いかかる役どころになるという。

特撮映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』は、共通の敵・眼魔を追っていた泊進ノ介/仮面ライダードライブと天空寺タケル/仮面ライダーゴーストが10年前の世界へ飛ばされてしまったことを発端にストーリーが展開。そこで彼らは、進ノ介と知り合う前のベルトさん、そして眼魔に殺され今は亡きタケルの父と出会う。一方で、現代では2人が10年前の世界に入り込んでしまったことで、死んだはずのチェイスがよみがえり、一度は滅びたはずのロイミュード達が復活を遂げていた。この世界の危機を裏で操っていたのは、「世紀の大天才=レオナルド・ダ・ヴィンチ」の力を使う、史上最強の眼魔。最強の敵となった偉人をめぐり、2つのライダーの世界を超えた闘いが描かれるとともに、タケルが戦う本当の理由、そして進ノ介とベルトさんの本当の出会いが初めて明かされる。

収録の模様

ミケランジェロ眼魔

ラファエロ眼魔

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