EIZOは11月5日、手術室における医用画像や患者情報を集約し操作するシステム「CuratOR Surgical Panel」を2016年4月1日に発売すると発表した。

CuratOR Surgical Panelは、液晶モニターと抗菌キーボード、マウスなどから構成され、手術室の壁面に埋め込んで使用する情報集約操作システム。前面を覆うガラスが、衝撃やキズ、汚れ、水分の侵入からモニター画面を保護するため、手術室を安全かつ清潔に保つことができる。

「CuratOR Surgical Panel」イメージ

同社の信号配信マネージャーを接続することにより、手術室内で使用するさまざまな映像や画像を同システムの液晶モニター画面に集約して表示することが可能で、操作ソフトウェアと組み合わせることで、IT機器に詳しくないスタッフでも直感的な操作が行える。同システムから手術室内のほかのモニターに表示する画像を操作することも可能となっている。

液晶モニターの画面サイズは55型、49型および24型から選択可能で、オプションとしてタッチパネルにも対応。加えて、筐体の材料や色、モニターの構成、時計や温度計のアクセサリなど、追加のカスタマイズ要望にも対応可能だという。