東京都・六本木のFUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)は、地球上のさまざまな事柄をダイナミックな写真で読者に届ける雑誌の写真展"ナショナル ジオグラフィック「地球の真実」"を開催している。会期は11月18日まで。開館時間は10:00~19:00。入場無料。

タイタニック号の発見(1991年)、北大西洋 エモリー・クリストフ/National Geographic Creative

世界最大の結晶洞窟(2008年)、メキシコ カーステン・ペーター/National Geographic Creative

ホッキョクオオカミ(1986年)、カナダ ジム・ブランデンバーグ/National Geographic Creative

同展は、1995年に英語以外の初の外国語版として発行されたナショナル ジオグラフィックの日本版創刊20周年を記念し、同誌の所有する約1100万点に及ぶフォトコレクションから、探検家の活動記録、圧倒的スケールの大自然や野生動物の生態、そして科学、歴史文化などから選んだ写真約100点を展示するもの。創刊から127年を迎えるナショナル ジオグラフィックは、地球上のさまざまな事柄を、綿密に取材した記事と各分野の第一線の写真家たちによるダイナミックな写真で読者に届けており、マチュピチュ遺跡の発掘調査や北大西洋に沈んだタイタニック号の発見など、調査研究・発掘プロジェクトなどを支援し、その成果を記録として雑誌を通じて世界に伝え続けてきたという。

また、同展関連イベントとしてギャラリートークが開催される。開催日時は11月6日18:00~、11月8日13:00~および15:00~、11月11日18:00~(各回約30分予定)。入場無料、予約不要。

なお、ナショナル ジオグラフィック協会は米国ワシントンD.C.に本部を置く、非営利の科学・教育団体。1888年に地理知識の普及と振興をめざして設立されて以来、1万件以上の研究調査・探検プロジェクトを支援し、自然・動物・文化・歴史・科学など、「まだ見ぬ地球の姿」を月刊誌「ナショナル ジオグラフィック」を通じて世界に伝える。同誌は、現在では40カ国語に翻訳され、世界で約850万人に読まれている。