オリンパスは11月2日、細胞数をカウントする自動セルカウンター「Cell Counter model R1」を国内で発売開始したと発表した。

同製品では、専用のスライドに試料を滴下し本体にセットすると、独自のソフトウエアアルゴリズムと液体レンズによるオートフォーカス機能により、重なり合った複数の細胞を、個々の細胞として認識しカウントすることが可能。大きさや形状による分類、生細胞・死細胞の割合も同時に計測できるうえ、カウント時の設定を300種類まで保存できるため、細胞の種類に応じて選択することが可能となっている。

また、細胞数のカウント時に使用した設定や、撮影画像、総細胞数、生細胞・死細胞の割合、細胞の大きさなどの計測結果は、7インチの大型タッチスクリーン上で確認することができ、結果はPDF形式のレポートファイルとして保存し、USBポートからほかのメディアへ転送することができる。

自動セルカウンター「Cell Counter model R1」