TOKIOの長瀬智也主演、宮藤官九郎監督がメガホンを取る映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(2016年2月6日公開)の第1弾となる予告映像とポスタービジュアルが31日、公式サイトにて公開された。

映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』ポスタービジュアル(正式なデザインは映画公式サイトで公開中)

本作は宮藤監督の完全オリジナル作品で、最新作の舞台に選ばれたのは地獄。地獄専属ロックバンド地獄図(ヘルズ)のボーカル&ギターで地獄農業高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーK(長瀬)と、17歳の若さで地獄に落ち、大好きなクラスメイト・ひろ美(森川葵)に会いたい一心で生き返りを目指す、大助(神木隆之介)の地獄めぐりの様子を描く。

予告映像は一般的に想像されるような、恐ろしい地獄の描写から始まる。そこから一転、大助らを乗せた修学旅行のバスが崖から転落。この事故で、「彼女なし、享年17歳」の大助は、地獄へとたどり着く。待ち受けていたのは、赤鬼・キラーK。突然の死に困惑する黒焦げ姿の大助は、「ここどこなんすか!? 皆どこ行ったんすか!? ってかあんた誰なんすか!?」とまくし立てるが、キラーKは「ここは地獄」と明かして、自己紹介した上に「マザーファッカー!」と絶叫するばかり。それに、大助は「いやいやうるせえし、知らねえし」とキラーKのギターからシールドケーブルを抜いてしまう。地獄の様子やそこに住む鬼たちの描写が続くと、大助に、現世によみがえってひろ美に再会できるかもしれないことが示唆される。最後には、生き返るために"地獄の特訓"をしたり、ギターを振り回したりする大助の姿が映される。

このほか、神木は本作のために猛特訓したというギターと歌声を劇中で披露。長瀬演じるキラーKが率いる地獄図が演奏するオリジナル曲も流れ、「死ぬのが怖くなくなる映画が作りたかった」と宮藤監督が話したように、"爆笑地獄"での物語が展開される。

あわせて公開されたポスタービジュアルも、それを表しているかのように、神木や森川らに混じって多種多様な鬼のキャスト陣が描かれているが、どこかコミカルにも感じられるデザイン。"ウザキャラ"を演じる神木の能天気そうな雰囲気と鬼たちの自由奔放な表情も相まって、にぎやかな仕上がりとなっている。

(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. / KDDI CORPORATION / GYAO Corporation