参考出品「DX 超合金 VF-31ジークフリード

人気ロボットアニメ『マクロス』の新シリーズ『マクロスΔ(デルタ)』の制作発表会が29日、東京・秋葉原UDXギャラリーで開催され、劇中に登場する「VF-31ジークフリード」が、バンダイが展開する「DX 超合金」で2016年秋に商品化されることが発表された。

『マクロスΔ』は、アニメのみならずシェリルとランカという2人の歌姫による楽曲が話題を呼んだ前作『マクロスF』から8年後の世界を舞台に、少女たちによる"戦術音楽ユニット「ワルキューレ」" と、彼女たちと共同作戦を遂行する"バルキリー部隊"、そして"風の王国"の「空中騎士団」を中心に、星系を超える熱き恋と友情の物語が描かれる。

同機は、バルキリー部隊が運用する最新鋭の可変戦闘機(VF)で、登壇した河森正治総監督によると、PlayStation3向けゲーム『マクロス30 銀河を繋ぐ歌声』に登場した試作機「YF-30」の発展型にあたるという。「YF-30」を踏襲しつつもさまざまな変更が加えられており、特に腕の後ろにトンファーのように装備されているミニガンポッドなどは今までの機体にはない仕様に。ネーミングについて河森氏は「機体の数が膨大になっているので悩みました。『ワルキューレ』に対応するというところで『ジークフリード』に落ち着きました」と経緯を説明している。

また、10月30日から11月1日の会期で東京・秋葉原にて開催されるバンダイの大人向けコレクターズアイテムの祭典「TAMASHII NATION 2015」では、同商品の試作版が参考出品されており、可変戦闘機「VF」の特徴である3形態への変形を見ることができる。価格、予約開始時期に関しては追って発表される。

(C)2015 ビックウエスト/マクロスデルタ製作委員会