富士通はこのほど、OSにAndroid 5.1(Lollipop)を搭載したSIMフリースマートフォン「arrows M02」を29日より、家電量販店やISPから販売すると発表した。価格はソフマップドットコムで税込み39,744円、ヨドバシ.comで税込み39,740円となっているほか、ニフティが運営するMVNOサービス「NifMo」の一括価格は税込み36,000円。

arrows M02。本体カラーはホワイトとブラック。また、ケイ・オプティコム専用カラーとしてピンクを用意する

「arrows M02」は5型有機ELディスプレイ搭載のAndroidスマートフォン。同社独自の「スーパークリアモード」により、屋外や屋内といった周囲の環境に合わせて、輝度とコントラストを自動調整し、場所を問わずに画面を明るく表示するという。

電話相手の聞こえにくい声を強調したり、「こもり感」などを調節して受話音を聞きやすくする「スーパーはっきりボイス4」や、相手が話す声の速度を落として聞き取りやすくする「ゆっくりボイス」、2つのマイクで自動的に騒音を抑え、2つのマイクで周囲の騒音を検知して自動的に雑音を抑え、クリアな音声での会話を可能にする「スーパーダブルマイク」といった機能を備える。

このほか、「Super ATOK ULTIAS」による文字入力に加えて、指が届かないときでも画面表示を下方向に移動させてタッチ操作できる「スライドディスプレイ」、画面をキャプチャしてメモ書きなどができる「キャプメモ」などが利用できる。

主な仕様は、CPUがQualcomm MSM8916(4コア/1.2GHz)、メモリが2GB、ストレージが16GB、ディスプレイが5型HD(1,280×720ドット)有機EL、OSがAndroid 5.1(Lollipop)。

カメラは前面が約240万画素、背面が約810万画素。通信機能はIEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1、LTE、3G、GSM。対応周波数帯は、LTEが800MHz/900MHz、1.7GHz、2.1GHz。3Gが800MHz/900MHz/2.1GHz、GSMが850MHz/900MHz/1.8GHz/1.9GHz。

バッテリ容量は2,330mAh。連続待受時間は、LTEで約540時間、3Gで約670時間。連続通話時間はVoLTEで約700分、3Gで約630分。

本体サイズは約W141×D68.9×H8.9mm、重量は約149g。IPX5/IPX8の防水、IP6Xの防塵に対応する。本体カラーはホワイトとブラック。また、ケイ・オプティコム専用カラーとしてピンクを用意する。