ピツニーボウズは10月27日、顧客エンゲージメントの新ソリューションとなる「EngageOne Video (エンゲージワン ビデオ)」を発表いたしました。

同ソリューションは、顧客ひとりひとりに合わせた対話式のパーソナライズド コミュニケーションを実現するもの。スクリプトに基づき、制作したビデオを最新テクノロジーや複数のデータソースと結合させ、オンプレミスまたはクラウド上でユーザーの選択や反応に応じて表示する。

利用方法としては、通信会社が請求書明細のデータや利用料を説明する際や、保険会社が複雑な保険証書もインタラクティブに説明する際などに分かりやすい情報提供の実現などを想定する。

これにより、顧客満足度の向上だけでなく、コールセンター業務を軽減することが可能。顧客ひとりひとりに関するインサイトを導き出すことができるため、知識を得ようとしている新規顧客や請求の問い合わせに対し、それぞれ適切な情報発信ができるほか、継続的な購入を促したり、クロスセルの機会をもたらすことができる。

なお、同社によると、ある調査では「EngageOne Video」を閲覧したのち、ユーザーがその会社のサービス内容に関する理解が最大で74%も高まったほか、ユーザーが「EngageOne Video」に費やす時間の平均は5分で、中には40分以上見続けたケースも見受けられたという。