日本HPは28日、個人向け・家庭向けのA4カラーインクジェット複合機「HP ENVY 5540」を発表した。11月13日から直販サイト「HP Directplus」のみで発売する。価格は12,800円(税別)。

HP ENVY 5540

2.2型のモノクロタッチ液晶を備えたA4カラーインクジェット複合機。プリンタ / スキャナ / コピー機能を搭載する。印刷速度はモノクロ12枚/分、カラー8枚/分で、自動両面印刷に対応。ランニングコストはL判写真で約14.5円/枚となっている。印刷音を小さくする静音モードも搭載。

メインの給紙トレイとは別に、L判用紙をセットするためのフォトトレイを搭載。印刷データに合わせて、自動で用紙を判別して印刷する。無線LAN機能を標準で搭載し、スマートフォンなどからのリモート印刷にも対応。

排紙トレイ

給紙トレイ

液晶パネルのメニュー

インクシステムはカラー3色(染料系)一体型と黒(顔料系)の4色で、ノズル数はカラー1,824ノズル、黒704ノズル。インクカートリッジはヘッド一体型を採用し、黒だけで印刷が可能なシングルカートリッジモードも利用可能。スキャン機能の最大原稿サイズはA4で、イメージセンサーは光学1,200×1,200dpiのCISだ。

主な仕様は、印刷方式がオンデマンド型サーマル・インクジェット方式、解像度が4,800×1,200dpi。メイン給紙トレイに最大125枚、フォトトレイに最大15枚の用紙をセット可能。インタフェースはUSB 2.0、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。本体サイズはW445×D410×H167mm、重量は6.5kg。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista / 7 / 8 / 10、Mac OS X 10.8~10.10。