文部科学省はこのほど、平成27年度の国公私立大学および短期大学の入学者選抜の実施状況を取りまとめ、公表を行った。

大学の入学志願者数、私立大学は増加

大学の入学志願者数は前年度と比べ、国立大学、公立大学では減少したが、私立大学では増加した。志願倍率は国立が4.0倍、公立が5.4倍、私立が7.7倍となっている。

平成27年度国公私立大学入学者選抜実施状況 総括表(平成27年5月1日現在)

アドミッション・オフィス入試で入学する者は、国立大学、公立大学、私立大学のいずれも入学者数が増加した。推薦入試は、国立大学では大学・学部・入学者数が減少したが、公立大学、私立大学では、入学者数が増えている。

短期大学の入学志願者数は減少

短期大学の入学志願者数及び志願倍率は、公立・私立とも入学志願者数は減少した。志願倍率は公立が2.3倍、私立が1.4倍だった。

平成27年度公私立短期大学入学者選抜実施状況 総括表(平成27年5月1日現在)

アドミッション・オフィス入試は、公立短期大学の場合、実施する大学・学科・入学者数は増加。一方、私立短期大学は、大学・入学者数は増加したが、学科数は減少している。