三菱航空機は10月24日、開発中の次世代リージョナルジェット機MRJ(Mitsubishi RegionalJet)の飛行試験機初号機による初飛行に関して、予定していた10月26日~30日の実施を11月9日~13日に延期することを発表した。

MRJの初号機

今回の延期の理由は、操舵用ペダルの改修が必要になったためとしている。初飛行の日程については、実施の前日に発表される。なお、当初初飛行を予定していた週(10月26日~30日)の前半には、飛行許可取得に向け国土交通省の飛行前審査を受審する予定となっている。許可取得後は高速走行試験及びその評価等を実施し、初飛行に備える。

飛行試験機の初号機は、県営名古屋空港(愛知県豊山町)および周辺空域で約1時間の飛行を予定。飛行試験は安全を全てに優先させて実施し、今後の機体状況及び天候状況等によっては、予定が変更となる場合もある。

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