東武鉄道は11月28日から、かつて東武東上線で活躍した行楽列車「フライング東上号」の車体色を再現したリバイバルカラー車両2編成の運行を開始する。

50090型「フライング東上号」リバイバルカラーフルラッピング車両イメージ

8000系「フライング東上号」リバイバルカラー塗装車両イメージ

東武東上線の全線開通90周年を記念して企画されたもので、1967(昭和42)年まで季節行楽列車として活躍した「フライング東上号」の鮮やかな濃い青色の車体に黄色の帯のカラーリングを、50090型車両(10両編成)はフルラッピング、8000系車両(4両編成)は塗装で再現する。当時のデザインをモチーフとしたヘッドマークを掲出し、50090型はおもに座席定員制列車「TJライナー」として、東上線池袋~小川町間を11月28日から約1年間運行。8000系は東上線小川町~寄居間と越生線坂戸~越生間を中心に、当分の間運転するという。

運行初日の11月28日には、「フライング東上号」リバイバルカラー車両2編成を乗り継ぎ、東上線の始点から終点まで乗車する「東武東上線全線開通90周年記念ツアー」を開催。池袋~小川町間は50090型車両、小川町~寄居間は8000系車両に乗車する予定で、車内にて東武博物館花上名誉館長によるトークショーも実施。記念品として乗車証明証と東武東上線全線開通90周年記念乗車券(非売品)がもらえる。

同ツアーの旅行代金は大人9,000円、こども8,500円。10月23日から11月20日まで、東武トップツアーズ各支店またはインターネット予約で受け付ける。450名の定員に達し次第、募集を打ち切る。