東京エレクトロン デバイス(TED)は10月22日、NRIセキュアテクノロジーズ(NRIセキュア)と協業すると発表した。F5ネットワークスジャパンのWAF「BIG-IP Application Security Manager(BIG-IP ASM)」を活用した「WAFマネージド・セキュリティ・サービス」を提供する。

「WAFマネージド・セキュリィ・サービス」サービス概要

サービスは、企業サイトにF5の「BIG-IP ASM」を設置してNRIセキュアの運用サービスを組み合わせ、導入支援・サポート・運用・監視までを一貫して行う。WEBアプリケーションの保護に特化しており、専任のセキュリティアナリスト集団を常時配置するほか、有事の際の即時対応、事象解析のためのアドバイスを24時間365日の体制で提供する。

F5「BIG-IP ASM」によりアプリケーションレイヤのデータを解析してクロスサイトスクリプティングやSQLインジェクションなどのアプリケーションへの攻撃を検知。ポジティブセキュリティと過去に認識された攻撃パターンをデータベース化したネガティブセキュリティの併用によって既知や未知の攻撃を防御する。

TEDでは、ハイレベルなセキュリティ対策を必要とする情報通信、金融、クレジット、電力、ガス、医療、物流などの社会の重要インフラを対象に今後3年間で20億円の販売を見込む。