Peach Aviationは23日より、新たな自動チェックイン機を導入することを発表した。同機は本日より関西空港第2ターミナル国際線に5台導入を開始し、今後就航する各国内空港にも順次導入していく。

段ボールを外装に用いた、Peachの新自動チェックイン機

新チェックイン機は、関西空港のお膝元である大阪を拠点とする「屋根裏設計」のデザイン・ディレクションのもと開発された。外装の素材には段ボールを用いた仕様で、従来比2倍となる大型モニターを搭載した。

段ボールを素材とした理由として、第一にコスト削減効果が挙げられている。建築家と共同開発することで機材としての性能や強度を保ちつつ、コストを抑えてチェックイン機を大型化。同サイズのチェックイン機を製造する際に発生するコストと比較すると、約5分の1のコストで製造することが可能という。

また、段ボール素材である利点として、外装の着せ替えが容易に行えることも挙げた。ブランドのロゴや新商品のアイコンを掲載するなど広告媒体としての利用や、就航先の催しにちなんだ絵柄を当地の機体にのみ採用するなどの活用を想定しているとのことだ。