ソシオネクストは10月22日、同社のイメージングプロセッサ「Milbeaut」の第8世代品「M-8Mシリーズ(MB86S27)を開発したと発表したと発表した。

同製品は、CPUにARM Cortex-A5 MP(400MHz×2)を搭載しているほか、独自開発のコーデックエンジンを搭載することで、4K動画にも対応している。また 360°歪み補正機能やノイズリダクション、高感度機能の最適化なども施されているため、アクションカメラやドローン、監視カメラやドライブレコーダーなどでの高解像度の動画撮影に対応できるとしている。

さらに、こうしたハードウェアマクロの搭載によりCPU負荷の軽減を実現しており、4K@30fps動作時で消費電力は約1.3Wに抑えることが可能だという。

なお、同製品はすでに量産出荷を開始しているという。

イメージングプロセッサ「Milbeaut」の第8世代品「M-8Mシリーズ(MB86S27)」のパッケージ外観