MMD研究所は20日、15歳以上の男女6128人を対象に実施した「2015年10月携帯端末購入に関する定点調査」の結果を公表した。調査結果では、格安SIMの利用者は3.9%にとどまった。

メインで利用している携帯電話端末のキャリアを調べたところ、トップはdocomoで38.9%、auが32.7%、SoftBankが21.4%となり、格安SIM各社は3.9%にとどまった。2014年10月の調査では、格安SIMの利用が1.6%だったことから、1年を経て、徐々に格安SIMの利用が広がっていることがわかるが、"普及した"と言えるのはまだまだ先のこととなりそうだ。

また、スマートフォンでの格安SIM利用者を対象に、格安SIMを挿しているスマートフォンの入手経路について聞いたところ、「SIMフリーのスマートフォンを新品で個別に購入」が最多で34.6%だった。次いで「格安SIMとセット販売で購入」が22.1%、「以前から使っていたAndroidスマートフォン」が16.1%という結果となった。