クラウドワークスは10月15日、同日より「クラウドワークス」で発注されるすべてのタスク形式案件における手数料の無料化を開始した。

この施策は、プラットフォームのオープン化構想の第一弾としている。無料化で、タスク形式案件を受注したクラウドワーカーは、発注者から発注額の満額を受け取れる。

同社はクラウドワーカーからの手数料を主たるビジネスモデルとして事業を構築してきた。今回はそのプラットフォーム手数料を無料化し、新たなビジネスモデルへの転換を目指す。

今回の手数料無料化施策を通して、「クラウドワークス」をさらに公共性の高いオープンなプラットフォームにするとしており、「クラウドワーカーが気軽にサービスを活用し、すべての仕事の実績・評価を蓄積していく環境を作ることができ、さらに多くのクラウドワーカーにとっての新しいワークスタイルの提供支援が可能になる」としている。

同社は今後、プラットフォームのオープン化構想のさらなる展開を検討する。新たなビジネスモデルとしては、個人向けの金融事業・社会保障事業、企業向けクラウドワーカー採用支援事業などの、与信データの活用を目指すという。